2017.10.20
カテゴリ:読書
「さよなら、田中さん」 鈴木るりか、読み終えました‼️
す~~っごい面白かったですっ!!!
田中花実は小学6年生。
ビンボーな母子家庭だけれど、
底抜けに明るいお母さんと、毎日大笑い、
大食らいで過ごしている。
そんな花実とお母さんを中心とした
日常の大事件やささいな出来事を、
時に可笑しく、時にはホロッと泣かせる筆致で描ききる。
今までにないみずみずしい目線と
鮮やかな感性で綴られた文章には、新鮮な驚きが。
友人とお父さんのほろ苦い交流を描く「いつかどこかで」、
お母さんの再婚劇に奔走する花実の姿が切ない「花も実もある」、
小学4年生時の初受賞作を大幅改稿した「Dランドは遠い」、
田中母娘らしい七五三の思い出を綴った「銀杏拾い」、
中学受験と、そこにまつわる現代の毒親を
子供の目線でみずみずしく描ききった「さよなら、田中さん」。
全5編収録。

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